2022.06.13

【カフェレーサーに憧れて】GB350をセパハン化してみた【必要な工具と手順の説明】

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GB350をセパハンに変えました。

カフェスタイルにずっと憧れており、セパハンにしたいと常々思っていましたが3台目にしてやっと実現できました!

 


まぁちょっとだけ想定外のことは起こりましたが後で話します。結果的には問題ありませんでしたが。

では手順を説明していきます。

セパハンするにあたって必要なもの

それなりに工具が必要なので用意しましょう。
自分が買ったものを紹介していくので参考までにどうぞ。

 

 

クランプ+バー

自分はシンプルが好きなのでデイトナ製のストレートタイプのセパハンをチョイスしました。
ハリケーン製のジャキンとしたやつもすごくかっこいいんですがね。
ここら辺は自分のお好みで。

 

 

 

こちらのバーはアングルバーといって少し曲がっているため角度調整がしやすいです。
垂角マシマシにしたい人はこれで決まり!!

 

 

ソケットレンチ

色々なものが最低限揃っているセットがおすすめ。
ラチェットも入っているのでしっかり締めることができる。
大抵の締め作業に対応可能。

 

 



ただ上記のセットには六角レンチ(ヘックス)が入っていないため別途買う必要があります。
3mm,4mm,5mm,6mm,8mm,10mmが入っていればOK。

 

 

 

スパナ

あれば便利かも。なくてもOK。

パーツクリーナー

グリップを外す際必要になる。

 

ゴムハンマー

フロント突き出しのためにトップブリッジを叩き下ろすために使用しました。
100均で売ってます。

養生テープ

ブレーキフルードを水平に保つとき使う。
水平に保てれば養生テープはなくても良い。
100均で売ってます。

電動ドリル

自分は近所のホムセンで借りました。
ドリル部分は消耗品なので自分で買う必要があります。
1mm~5mmまでの太さがあればOK。

借りた電動ドリルに適応したドリルビットを買ってください。

 

まずはハンドルを取り外す

スイッチ類のねじを緩めていきます。

緩めたらトップブリッジの上に被さっている金具を取り外します。

グリップはパーツクリーナーを隙間にぶっかければスルスル取り外せます。

フロントブレーキの方はグリップと一体になっているためパーツクリーナーをぶっかける必要は無いです。(グリップ変える場合は必要)

あとはハンドル真ん中の留め具を外すだけでハンドルは取り外すことができます。

注意点
ブレーキフルードは極力傾けないように養生テープかなんかで固定しておきましょう。


 

トップブリッジを外す

トップブリッジを完全に外す方法とトップブリッジをたたき下げる方法があります。

自分はトップブリッジを下げる方法でやりました。

たたき下げるほうはフロントフォークがゆがむ可能性があるので気を付けてください。

まずは固定されているボルトを緩めていきます。


トップブリッジ 真ん中のデカいボルト。





トップブリッジ 横っちょのボルト。
両端のトップ部分はシリンダーなので外さないように。

 

 

ウィンカーライトの留め具とその下にある支えの2か所。

 



上記の箇所を緩め終わったらトップブリッジを満遍なくトントンと叩き下ろしていきます。
あまり強く叩くとフロントフォークがゆがむので微調整しながらゆっくり下ろしていってください。

3cmほど突き出たらクランプをはめ込んでみて左右ズレがないか確認してみよう。

フロント突き出しは直進安定性が不安定になるらしいのですが、50㎞程の距離でテスト走行した結果特に問題ありませんでした。

フロント突き出しの方法でやる人は自己責任で。

 

仮止めして角度を調節してみる

クランプとバーをがっちゃんこしてスイッチ類も軽く締めてあらかたのポジションを決めます。
スイッチボックスの中にバーに固定するための突起があり、そこにハメるための穴を空けてゆきます。

 

 

スイッチボックスを固定するための穴をバーに空ける

ここが一番難関ポイントだと思いました。
電動ドリルを扱うのは初めてだったので穴あけのセオリーも分からず5㎜ビットしか購入していませんでした。
電動ドリルを用いてバーに5㎜の穴を空けるわけですが、いきなり5㎜のビットを使うと全く穴が空く気配がない。
格闘すること10分。ビットがとうとう折れてしまったので新たにビットセットを購入。。


 

やっと空けることができました。
コツとしては、小さい穴からあけて徐々に広げていくようにしたら結構すんなりでした。

1.5㎜⇒2㎜⇒3mm⇒4mm⇒5mm こんな感じの要領でやるのがおすすめ。

 

 

 

穴が汚いですね。でも大丈夫。突起に引っ掛けるための穴だから。

 

 

 

2回目。
一回目よりきれいに穴あけできました!

 

 

 

これで取り付け準備が完了。
あとはハンドルを組み立てていくだけです。

 

一旦仮止めしてポジションを決める

垂れ角が大きいほどセパハンはかっこいいよな。

悲しいかなGB350はタンクがデブでハンドルがめちゃくちゃきれるため、タンクとの干渉を考慮するとあまり角度はつけられません。(ハリケーン製は例外)
今後ストッパーが出ればもう少し寝かせられそうですね。

ポジションが決まったらあとは本締めして完成!!

 

完成形はこんな感じ。

現状ワイヤーがごちゃってて不格好なので追々直していこうと思います。。

 

 

八王子~横浜間でテスト走行もしましたが問題無し!
前傾姿勢になるので風の抵抗が減るため高速走行はむしろ前に比べて快適になりあした~!
ただ首がクッソ痛ぇっすわ、、

やはり男は黙ってセパハンよな。